map.flightsストーリー

第25話(全26話)2026年8月11日から

ウェブサイトの縮小版にはならないアプリ

スマートフォンを空に向けると、頭上を何が飛んでいるかをコンパスが示します。正確な現在地がスマートフォンの外に出ることはありません。アプリは8月25日から作っていて、まだダウンロードはできません。実機で仕上げているところです。

ライブマップ。コルフ発プラハ行きRYR62ALのフライトパネルが開いている
プラハ空港のプロフィール:出発案内、天気、使用中の滑走路
ライブマップと空港のプロフィール。2026年9月15日のライブデータで表示したテスト版の画面です。

スマートフォンでウェブサイトを見るだけでは足りない

map.flightsはどのスマートフォンのブラウザでも動きます。それでもアプリにしかできないことがあります。追っている機体が離陸したことを知らせること。そして「頭上」モードでは、スマートフォンを空にかざすだけです。コンパスがそれぞれの機体の方向と距離を示し、お望みならカメラの映像の中で機体に名前を付けます。「直近1時間」ビューでは、スマートフォンを取り出す前に頭上を飛んでいった機体まで分かります。

スマートフォンのコンパスは磁気コンパスで、磁北は真北ではありません。その差は場所によって変わり、中央ヨーロッパでは数度、カナダ北部では20度を軽く超えます。アプリは真北を基準に方向を取り、スマートフォンが真北を出せないときはそう伝えます。コンパスがずれているときは、スマートフォンで空中に横向きの8の字を描くよう案内します。

その間ずっと、現在地はスマートフォンの中にとどまります。方向の計算はスマートフォン自体で行い、サーバーに届くのは周辺についての問い合わせだけで、位置は約100 m単位に丸めてあります。アプリは許可を求める前に、そのことを案内の中で説明します。

写真を撮る人には、太陽・月面通過がうれしいはずです。太陽と月はどちらも見かけの直径が約0.5度で、旅客機はその円盤を一瞬で横切ります。ウェブサイトとアプリは、ライブの位置から、あなたがまさに立っている場所から見て今後10分以内に円盤を横切る機体を計算します。予測は直線です。旋回したり降下を始めたりした機体は予測から外れます。また、機体が報告する高度の精度は、20 km先で誤差がちょうど円盤ほどの大きさになる程度です。だからリストには惜しくも外れる機体も表示し、レンズをどこに向けるかは撮影者の判断に任せます。

「頭上」モード:現在地の許可を求める画面。位置はスマートフォンの中にとどまると説明している
検索:「PRG」と入力するとプラハ空港が見つかる
「頭上」モードは、説明を添えてから現在地の許可を求めます。検索は空港コードを理解します。テスト版。

スマートフォンの中の搭乗券

搭乗券のバーコードは、世界共通の規格に従っています。中には乗客の氏名、予約番号、出発地と目的地、航空会社、便名、座席、出発日が入っています。ただし日付は年内の通し日数だけで、年はまったく入っていません。6月17日なら168日目です。

アプリはスマートフォンの中でカメラを使ってコードを読み取り、年を自分で割り出します。搭乗券はほぼ必ず、いちばん近いその日付のものだからです。氏名はスマートフォンの中にとどまり、予約番号は一切保存せず、サーバーに届くのは航空会社、便名、空港だけです。

そしてここからが一番いいところです。あなたを乗せる機体は、たいていまだ別の便としてどこかの空を飛んでいます。それが見つかると、アプリは地図の上に、あなたの機体がいまアムステルダムからプラハへ飛んでいることを、到着予想時刻とともに表示します。出発に間に合うかどうかは言いません。それは測定ではなく推測になるからです。

親指のために作った

ウェブサイトからそのまま持ち込めるものは、ほとんどありません。矢印ボタンはマウスなら意味がありますが、スマートフォンでは誰も欲しがりません。フライトパネルは指に追従して、離したところにとどまり、シートはスワイプで閉じ、再生のタイムラインをドラッグすると時間を飛び越え、地図に触れると追跡モードが一時停止します。

ウェブサイトのリンクはアプリで直接開きます。9月には何度かに分けて、アプリがウェブサイトに追いつきました。撮影スポット、飛行の異常、最大6機のグループモード、都市間の乗り継ぎ、3D空港ビューです。

追跡モード:機体が中央にあり、両脇に速度と高度のテープ、後ろに航跡
アプリで見る3Dのミュンヘン空港
1機の追跡と、3D空港ビューのミュンヘン。テスト版。

よそのサイトに置く地図のかけら

スポッターはYouTubeで空港を配信し、飛行クラブはウェブサイトを運営し、小さな空港には自前の出発案内を作る予算がありません。私たちは広告の代わりに、地図のかけらを提供しました。設定ツールから数行をコピーすれば、ページにライブの機体が現れます。最初のウィジェットは8月11日、サイトにアカウント機能ができる前からありました。9月末には6種類になりました。地図、出発・到着案内、周辺の機体数を示すバッジ、1便のステータス、受信局カード、1社の保有機材で、テーマは3種類です。

ウィジェットは私たちのものではないサイトに置かれます。サイトを遅くしたり、スタイルを壊したり、訪問者の情報を集めたりしてはいけません。だから読者がそこまでスクロールしてから初めて読み込まれ、ホストページの見た目に触れられない専用の枠の中で動き、ブラウザの非表示のタブでは何も要求しません。訪問者がJavaScriptをオフにしていれば、その場所にはmap.flightsへのシンプルなリンクが残ります。

発着案内は、別の大陸から見ている訪問者にも空港の現地時刻を表示します。機体をクリックすると、詳細がウィジェットの中で直接開きます。スマートフォンではカードが下から現れ、1本指でホストページをスクロール、2本指で地図を動かします。ホストがヘッダーを隠しても、ロゴは隅に残ります。

map.flightsの地図ウィジェット。中でフライトの詳細が開いている
スマートフォンで見た同じウィジェット。フライトカードが下から現れ、その下にデータのクレジット
フライトの詳細を中で開いた地図ウィジェット。パソコンとスマートフォンで。データのクレジットは下に残ります。

ウィジェットのデータのクレジットはオフにできません。ライセンスがデータとともに表示することを求めているので、よそのサイトにも一緒に載ります。